つみたてNisaを始めるなら楽天証券がおすすめ
NISAは、イギリスのISA(Individual Savings Account = 個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(Nippon Individual Savings Account)と呼ばれ、通常の株式や投資信託等々の売買益や配当金などが非課税になる制度のことです。
世間では、NISAの他にiDeCo(イデコ)という投資制度も耳にするかも知れません。
iDeCo(イデコ)は、
- 個人型確定拠出年金のこと
- 自分で将来のために月々の積立金額となる掛金を設定し積み立てる個人年金
になります。
NISAもiDeCo(イデコ)も投資優遇制度である点には変わりありませんが、
- NISA・・・日本政府が国民一人一人の個人金融資産を「貯蓄から投資へ」を促進しようとする政策
- iDeCo(イデコ)・・・老後資金をつくる制度
という全く性質の異なる制度になっています。
NISA | iDeCo | |
---|---|---|
制度 | 少額投資非課税制度 | 個人型確定拠出年金 |
運用期間 | 5年(最長10年) | 加入から60歳まで(10年間延長可能) |
年間投資上限額 | 年間120万円 | ・自営業者(第1号被保険者)・・・年間81万6000円 ・会社員や公務員(第2号被保険者)・・・年間14万4000円 ~ 27万6000円 ・専業主婦等々(第3号被保険者)・・・年間27万6000円 |
運用商品 | 株式・投資信託・REIT・ETF 等々 | 定期預金・保険・投資信託 |
換金 | いつでも換金可能 | 60歳まで原則換金不可 |
節税効果 | 売買益・配当金・分配金などの投資で得た利益にかかる税金20.315%が非課税 | ・掛金が、所得税、住民税の全額所得控除に可能 ・運用で得た利益が非課税 ・年金受取り時、括受取は退職所得控除、分割受取は公的年金等の控除の対象 |
また、NISAには
- 一般NISA
- つみたてNISA
があり、NISAを始める場合、一般NISA・つみたてNISAのどちらか一つしか選べません。
一般NISA | 積立NISA | |
---|---|---|
制度 | 少額投資非課税制度 | |
運用期間 | 5年(最長10年) | 20年間 |
投資上限額 | 年間120万円 (最大600万円) | 年間40万円 (最大800万円) |
運用商品 | 株式・投資信託・REIT・ETF 等々 | 金融庁指定の基準をクリアした限定された投資信託とETF |
換金 | いつでも換金可能 | |
節税効果 | 売買益・配当金・分配金などの投資で得た利益にかかる税金20.315%が非課税 |
NISA・つみたてNISAとiDeCo(イデコ)関する詳しい記事はこちら

この記事では、つみたてNISAを始める方向けの、楽天証券の
- つみたてNISA・おすすめの銘柄
- つみたてNISA・設定手順
について説明していきます。
楽天証券・つみたてNISA・おすすめの銘柄
つみたてNISAで運用出来る商品は、金融庁指定の基準をクリアした限定された
- 投資信託
- ETF(上場投資信託)
しかありませんが、商品のラインナップは充実しており、特に、インデックス連動型の投資信託商品は、どこの証券会社も取り揃えています。
インデックスとは、市場の動きを表す指数(=インデックス)という意味で、日本の株式市場のインデックスでは
- 日経平均株価(日経225)
- 東証株価指数(TOPIX)
の株価指数が有名です。
このような株価指数と同じ値動きを目指す投資方法をインデックス投資と言います。
インデックス投資は、
- 分散投資
- 株価指数(インデックス)連動した運用成果を目指す
- 銘柄選定等々の時間的コストが掛からない
という特徴を持っている為、投資初心者にとって資産運用がしやすい投資方法です。
インデックス投資と比べられる手法として、「アクティブ投資」がありますが、アクティブ投資は、株価指数と連動した成果を目指すのではなく、成長性が高いと見込まれる銘柄を個別に選んで運用していく為、投資初心者にとって難しい投資方法になります。
インデックス運用 | アクティブ運用 | |
---|---|---|
リスク | 分散(投資) | 集中(投資) |
コスト | 対象とする株価指数(インデックス )と同じ銘柄を同じ比率で組み入れることが多いため、ファンドマネジャーが銘柄を調査・選定する必要が無く、人件費があまり掛からない | ファンドマネジャーと呼ばれる投資のプロが企業調査や経済分析などをした上で銘柄を選定する為、人件費が大きく掛かる |
楽天証券で人気のある投資信託の商品の上位は、インデックス連動型です。
販売順位 | 商品名 | 運用会社 | 分類 (投資対象) | 純資産 (百万円) | 信託報酬額 (%) | NISA |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 三菱UFJ国際 | 国際株式 (北米) | 152,678 | 0.0968 | ○ |
2 | 全米株式インデックス・ファンド | 楽天 | 国際株式 (北米) | 135,588 | 0.162 | ○ |
3 | eMAXIS Slim全世界株式 | 三菱UFJ国際 | 国際株式 (グローバル) | 52,657 | 0.1144 | ○ |
インデックス投資に関する詳しい記事はこちら

楽天証券の積立NISAで運用可能、且つ
- インデックス
- 買付手数料ゼロ(ノーロード)
- 信託報酬0.55%以下
- 投資信託(ファンド)残高1,000億円以上
の条件に合致する投資信託商品は五つになります。
商品名 | 運用会社 | 分類 (投資対象地域) | 純資産 (百万円) | 信託報酬額 (%) |
---|---|---|---|---|
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 三菱UFJ国際 | 国際株式 (北米) | 152,678 | 0.0968 |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | ニッセイ | 国際株式 (グローバル) | 199,736 | 0.1023 |
ニッセイ日経225インデックスファンド | ニッセイ | 国内株式 (日本) | 151,145 | 0.275 |
eMAXIS Slim先進国株式インデックス | 三菱UFJ国際 | 国際株式 (グローバル) | 125,956 | 0.1023 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 楽天 | 国際株式 (北米) | 135,588 | 0.162 |
実際に筆者が積立NISAで運用している投資信託商品は下記の通りです。
商品名 | 運用会社 | 分類 (投資対象地域) | 純資産 (百万円) | 信託報酬額 (%) | 連動インデックス |
---|---|---|---|---|---|
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | ニッセイ | 国際株式 (グローバル・先進国) | 199,736 | 0.1023 | MSCIコクサイ・インデックス |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 楽天 | 国際株式 (アメリカ) | 135,588 | 0.162 | CRSP USトータル・マーケット・インデックス |
eMAXIS Slim新興国株式インデックス | 三菱UFJ国際投信 | 国際株式 (グローバル・新興国) | 37,022 | 0.187 | MSCI エマージング・マーケット・インデックス |
「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」は投資信託(ファンド)残高1,000億円以上の条件に合致しませんが、投資対象地域を
- グローバル・先進国
- グローバル・新興国
- アメリカ
に分散したかった為、このような選択となりました。
楽天証券・つみたてNISA・設定手順
楽天証券でのつみたてNISAの設定手順を説明していきます。
下記の説明は、実際に筆者が楽天クレジットカード決済を利用しての拠出で、楽天証券のつみたてNISAは楽天クレジットカード決済を利用する事で、色々な特典が付いてきます。
楽天クレジットカードに関する詳しい記事はこちら

楽天証券で証券口座開設・積立NISAを始めたい方はコチラ
以上、つみたてNISAを始める方向けの、楽天証券の
- つみたてNISA・おすすめの銘柄
- つみたてNISA・設定手順
についての説明になります。
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