インドの電車に乗る準備




この記事は約 6分11秒で読み終わります

インドの電車に乗る準備

前回は、

  • 警察から検察への送検
  • 検察官からの起訴

実際に僕がインドで経験した逮捕後の流れを説明しました。

警察官・検察官・裁判官
警察官・検察官・裁判官 日本の刑事事件の場合、逮捕されてからの流れを少し見てみましょう。 出典:刑事事件弁護士ナビ 日本での逮捕後の流れ 出典:刑事事件弁護士ナビ 警察に逮捕後、直ぐに警察による取り調べなど...
スポンサーリンク

日本での起訴後の流れ

日本での起訴後の流れ

刑事事件流れ

日本では、刑事裁判が開かれるのは起訴後1ヶ月程度だそうです。

起訴後は刑事裁判を待つ身となり、上記の図にあるように、起訴後勾留になるわけですが、ある条件のもと、保釈制度が使えることが出来ます。

保釈制度・・・国にお金を預けることにより、一時的に身柄を解放してもらう制度

今、日本で話題になっている日産自動車元会長のカルロス・ゴーンさんは、まだ保釈が認められておらず、この起訴後勾留で拘置所内で暮らしています。

留置所・拘置所・刑務所の違いはこちらの記事

警察官・検察官・裁判官
警察官・検察官・裁判官 日本の刑事事件の場合、逮捕されてからの流れを少し見てみましょう。 出典:刑事事件弁護士ナビ 日本での逮捕後の流れ 出典:刑事事件弁護士ナビ 警察に逮捕後、直ぐに警察による取り調べなど...

インドでの起訴後の実際の流れ

検察官の捜査・パスポート押収後、オーナーの雇ったシッキム弁護士が個室を出た後に待っていました。

オーナーが僕と自分自身の裁判の為に雇った弁護士が僕に自己紹介した後

弁護士
弁護士

ちょっと待ってて

と言って、弁護士1人で個室に入り、10分程して部屋から出てきました。

弁護士
弁護士

保釈金払ったから一時保釈になる

弁護士
弁護士

多分、裁判は1ヶ月後くらいだから

弁護士
弁護士

また電話するから

と言って名刺を渡されました。

オーナーも、僕に少し悪いと思ったのか、

  • 弁護士費用
  • 保釈金

払ってくれました。(保釈金は後で戻ってきます)。

さて、一応一段落したわけですが、次にどのような行動をとればいいのか自分で分かりませんでした。

そこで、パスポートを押収され途方に暮れていた僕は、取り敢えず大使館に電話で報告する事にしました。

大使館の人に検察官から起訴された事を報告し、次にどのような行動をとればいいかアドバイスを求めたところ、

日本大使館
日本大使館

裁判が始まるまで取り敢えず現所属先のチームで寝泊まりして待ってた方が良いと思います

と言われ、そのアドバイスに従い、所属先のチームに戻る事に決めました。

シッキムから所属先のチームに戻るのですが、チームメイト・コーチングスタッフは既にシッキムを出発していました。

チーム関係者で残っているのは、

  • オーナー
  • マネージャー

だけですが、

  • オーナーは捜査が終わっていなく
  • マネージャーもオーナーに付き添うと訳の分からない事を言っており

1人でシッキムからチームの本拠地に帰ることになりました。

チャンディガへ帰る

チャンディガへ帰る

チームの本拠地は、デリーの北部に位置するチャンディガという街。

往路は、チャンディガからシッキムまで

  • バスで3時間
  • 飛行機で1時間半
  • バスで4時間

掛けて来ましたが、帰りは飛行機が使えません。

赤いポイントがチャンディガです

チャンディガからシッキム

飛行機に乗るためには、身分証明書が必要だからです。

  • パスポートは押収され
  • 当然の如くチームからは身分証を発行してもらっていない

要は、自分が「米澤淳司」であるというインド人が認める証拠が無い為、飛行機に乗るどころか空港の出発ゲートにも入れません。

パスポートの役割についてはこちらの記事

パスポートとビザの違い
パスポートとビザの違い パスポートとは、各国政府が発行し国外に渡航する人に国籍や身分を証明するものです。 対してビザとは、渡航先の国が自国民以外の人に入国を許可するために発行する、いわゆる入国許可書となるものです。 ...

※後で知った事実なのですが、2人以上の団体で飛行機を予約し、団体に1人だけ身分証明書を持っていたら、団体全員が飛行機に乗れます。

いずれにしても、この時チームメイトもスタッフも先に飛行機で帰っており、1人で帰るしか無かったので、飛行機を使うのは無理でした。

では、どうやって帰るのかというと、「電車」です。

チャンディガからシッキム

赤いポイントがチャンディガです

上記のGoogle先生のマップを基に

飛行機のスピード

1,115.67 km ÷ 1.5時間 = 743.78 km/時

※飛行機のスピードはマッハ0.8(864 km/時)位です。

同距離を電車で移動した場合に掛かる時間

インドの電車の平均速度は

  • 昼間・・・20 km/時
  • 夜間・・・50 km/時

※日本の電車の平均速度は電車の種類によって出す速度は違いますが、遅い電車でも40 km/時位で、速い電車だと130 km/時 以上、速度が出ているそうです。

インドの電車の平均速度を35 km/時と仮定すると、
((20 km/時 +50 km/時) ÷ 2 = 35 km/時)

1,115.67 km ÷ 35 km/時 = 31.87 時間

何故、上記の様な情報を載せたかというと、

  • 飛行機で1.5時間で行ける所を、わざわざ電車で32時間近く掛けて移動するという、バックパッカーがやる事を自分がやったという自慢がしたかった事
  • 上記の情報無しに安心して電車に乗れなかった

実は、この情報は実際に僕がインドで電車に乗る前に調べていた情報なんです。

日本だったら、yahoo乗換案内等々、使って

  • 出発地
  • 出発時刻
  • 目的地

を入力すれば、

  • 目的地の到着時刻
  • 所要時間

が簡単に分かります。

出発時刻なんて知らなくても、目的地に停車する電車に乗れさえすれば、車掌さんが各駅に停車する毎に、停車した駅名をアナウンスしてくれます。
加えて、親切に次の停車駅もアナウンスしてくれます。

一方、インドの電車は、

  • 一応、時刻表という名のモノはネット上に上がっていますが、信頼性0
  • 各駅停車する毎に、停車駅名をアナウンスしてくれるわけではない

この時、過去に3回ほど、インドの電車での移動を経験していました。

この過去3回は、クラブでの移動だったので、チームメイトとスタッフについていけばいいだけだったのですが、今回は1人なので誰かに頼るわけにもいきません。

因みに、この過去3回の電車移動の経験の際、一度も電車は定刻通りに出発地を出発した事はありません。

記憶が不確かですが、過去3回とも、出発地の出発時刻から1時間程ほど遅れて、出発地を発車しました。

余談ですが、発車時刻が1時間遅れて事なんて、インドの電車なら朝飯前どころか、前日の昼飯前位、余裕で遅延します。僕のインドの友達は、発車予定時刻に母親を駅に送りに行ったらしいのですが、電車が来たのが発車予定時刻から3時間後に来たらしいです。

車で母親の目的地まで送ってあげた方が早かったと言ってました。

話が脱線しましたが、、インドで長距離を移動するためには、ある程度、自分の中で

  • どの位の時間、乗車する予定なのか

を把握しておかないと、不安なのです。

気付いた方もいらっしゃるかもれしれませんが、そんな事調べなくてもGoogle先生のMapの現在位置情報使えばいいじゃないかと思われるかもしれませんが、

  • 32時間の旅中に携帯の充電が切れるかもしれない
  • 僕はインターネット通信は、プリペイドだったので途中で容量使いきってインターネットが使えなくなるかもしれない
  • 携帯電話が盗まれるかもしれない

等々のリスクがあったので、インターネットを使えない可能性を考慮していました。

自分の不注意ではあるのですが、過去の電車移動の際に、仮眠を取ってる間にiPhoneを盗まれた経験もしていました。

コメント

  1. […] […]