警察官・検察官・裁判官




警察官・検察官・裁判官

日本の刑事事件の場合、逮捕されてからの流れを少し見てみましょう。

日本の刑事事件

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日本での逮捕後の流れ

日本での逮捕後の流れ

刑事事件流れ

警察に逮捕後、直ぐに警察による取り調べなどの捜査が行われます。

この警察の捜査は48時間以内と決められており、警察は48時間以内に何としても被疑者から事実を聞き出す為に、半ば強引な捜査が行われる事もあるそうです。

被疑者・・・捜査機関から犯罪の疑いを受け、まだ起訴されていない者。

インドでの逮捕後の実際の流れ

警察署に連れていかれた後、オーナーと僕は別々の部屋で取り調べを受けました。

僕の場合、警察官から何を聞かれたかというと、

警察官
警察官

何故、観光ビザでサッカーしたの?

位で、あとはパスポート見せて、書類にサインをして終わりでした。

警察官も特に僕には興味はなく、オーナーを起訴する事が目的なので、僕が書類にサインした後は、オーナーの悪口ばかりを聞かされました。

今後どうなるのか聞いたら、取り敢えずホテルに帰り、翌日また警察署に来ることになりました。

普通は取り調べが続く場合、警察署内の留置所に入れられるのですが、僕は普通にホテルに帰ることを許されました。

一方、オーナーは取り調べに協力的では無かったらしく、留置所で一晩過ごすことになる。と、僕を取り調べした警察官が教えてくれました。

留置所(りゅうちじょ)・・・、警察署の中にあり、昼は警察署で取り調べ、夜は留置所で寝るという生活になる。

拘置所(こうちじょ)・・・送検されてから裁判で刑が確定するまで入る場所。 被疑者は送検され検察庁に送られると、検察官の取調べ
を受ける。

刑務所(けいむしょ)・・・ 裁判で刑が確定した人が入る場所

マネージャーが待合室で僕の事を待っており、一緒にホテルに帰ろうとした時に

マネージャー
マネージャー

オーナーの様子見に行くぞ

米澤淳司
米澤淳司

???

日本だと逮捕後72時間は被疑者は弁護士以外とは会えないので、インドでは面会は許されてるんだと思いながらマネージャーについていくと、着いたのは警察署のすぐ隣にある病院

警察にお世話になるのに慣れているオーナーは、急に腹が痛くて動けないという仮病を使い警察の隣にある病院で1日入院するという手段に出ました。

こうやって留置所を回避するのかと少し関心しながら、オーナーの顔を少し見て、僕とマネージャーでホテルに帰りました。

ホテルに着いたのが、確か夜中近かったので、チームメイトもコーチも既に寝ており、僕もそのまま晩御飯を食べずに眠りにつきました。

逮捕後翌日

逮捕後翌日

朝食の時に、チームメイトから心配されたり色々聞かれましたが、僕は大丈夫と返答して細かい事は話しませんでした。

食事が終わり警察署に行くまでの間、部屋に戻ってベッドに横たわっているとコーチが部屋に入ってきて、

コーチ
コーチ

お前を試合で使うべきじゃなかった

と謝られました。

元々は僕に原因があるし、もう過去の事なので、

米澤淳司
米澤淳司

問題ないよ

と返答しました。

警察に向かう前に、今後どのような状況になるのか読めなかったので、インドにある日本大使館に連絡しておこうと思い、状況の経緯を全て伝えました。

すると、大使館の人はこういう案件に慣れているのか、忙しかったのか分かりませんが、

日本大使館
日本大使館

あーそうですか。また、なんか進展あれば連絡下さい。

とだけ言われ、会話は終了しました。

マネージャーと再度、警察署に出向き、警察官の偉いさんの部屋に呼ばれて、

警察官
警察官

お前のとこのオーナーを起訴する事になった。

警察官
警察官

申し訳ないけど、オーナーがお前の不法就労を助長した事になるから、お前も起訴する。

不法就労助長罪に関してはこちらの記事

シッキムでの試合後
シッキムでの試合後 シッキムでの試合の後半はチームメイトにではなく、警察官に挟まれて見ることになります。 正直、試合の事より試合後に何が起きるのかが気になって、あまり試合は観れなかった記憶があります。 試合結果は0-0で終わり...

※日本では、起こした事件自体が比較的軽微なものであれば、微罪処分として、12日程度で身柄を解放されることとなります。

普通は、刑事事件を起こして逮捕されてから判決が下るまで

  • 警察官・・・送検(検察官送致)するかどうか判断する
  • 検察官・・・起訴するかどうか判断する
  • 裁判官・・・有罪か無罪か判断する

という流れなのですが、微罪処分というのは、警察官の判断で釈放される事を指します。

この場合、裁判所で有罪にならなかったので、前歴が付かないと思われがちですが、微罪処分となった記録は、警察及び検察のデータには残る為、前歴が付く事になります。

微罪処分になるような犯罪の内容・・・

  • 被害が軽微(傷害の場合1週間以内)
  • 犯行が悪質でない
  • 被害者が被疑者の罰則を望んでいない

等々が、担当している警察官の裁量にもよって微罪処分かどうかで決まるそうです。

日本での警察の取り調べ後の流れ

日本での警察の取り調べ後の流れ

刑事事件流れ

逮捕後48時間以内の警察の捜査が終了すると、次は検察官へと被疑者の身柄が移されます。

このことを送検(検察官送致)と言い、今度は検察官から捜査がされることになります。

検察官での捜査は通常24時間以内と決められており、引き続き被疑者との面会はできません。

24時間だけでは、まともに捜査をして

  • 起訴
  • 不起訴

の判断をするのは難しいと思いませんか?

その為、24時間での捜査で判断ができない場合、検察官が裁判所に勾留請求を行ない、勾留期間を延長する手続きに入ります。

勾留・・・逮捕された被疑者あるいは被告人の逃亡や証拠の隠蔽を防ぐために,刑事施設に留置して身柄を拘束すること

裁判所から認められると最大20日の勾留延長がされます。

インドでの送検後の実際の流れ

警察署を警察官と一緒に車で出発し、シッキムの裁判所の隣にある施設に連れていかれました。

警察署についてきてくれたマネージャーは既におらず、一人で対応する事になります。

裁判所の隣にある施設の中の個室に連れて行かれ、個室の中に居た検察官に捜査される事になります。

捜査と言っても、そんな大袈裟なものでもなく、警察署で既に検察官から起訴されると言われていたので、少し喋り書類にサインして、日本に逃げないようにパスポートを押収されて終わりでした。

※日本では、被疑者が罪を認めており、身柄を解放しても逃亡の恐れがなく、事件的に罰金刑が相当と判断されれば、略式起訴になる事があります。

略式起訴になる場合・・・

  • 簡易裁判所管轄の事件であること
  • 100万円以下の罰金・科料に相当する事件であること
  • 略式起訴について、被疑者の異議がないこと

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