公的年金保険の受給の種類・方法




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公的年金保険の受給の種類・方法

前回

  • 公的年金保険の種類・概要
  • 私的年金保険の種類・概要

について見てきました。

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今回は、公的年金保険の受給の種類・方法についてみていきたいと思います。

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年金の主な給付事項

年金の主な給付事項

  • 老齢給付・・・一定の年齢に達した場合
  • 障害給付・・・被保険者に障害が発生した場合
  • 遺族給付・・・被保険者が死亡した場合、遺族に給付

皆さんの年金のイメージの代表である「企業・公務員活動を定年退職されて、60~65歳から死ぬまで政府から受給されるモノ」は、年金の主な給付事項3つのうちの1つなのです。

公的年金制度のうち、国民年金保険料だけを納付している方は、

  • 老齢基礎年金
  • 障害基礎年金
  • 遺族基礎年金

受給資格の権利を納付期間等の条件によって、手に入れる事が出来ます。

公的年金制度のうち、厚生年金保険料を納付されている方は、(厚生年金保険料を納付している方は、同時に国民年金保険料も納付していることになります)

  • 老齢基礎年金・老齢厚生年金
  • 障害基礎年金・障害厚生年金
  • 遺族基礎年金・遺族厚生年金

受給資格の権利を納付期間等の条件によって、手に入れる事が出来ます。

それぞれの受給資格要件・受給金額を見ていきましょう。

老齢基礎年金

老齢基礎年金

受給資格要件を満たすと、老齢基礎年金65歳から受給可能です。(201812月時点)

受給資格要件

  1. 20歳から60歳までの間に、保険料を10年間(120ヶ月)収めた方

受給金額

老齢基礎年金は国民年金保険料の保険料納付期間が40年(480月)になった時、満額支給されるようになります。

満額は780,100円/年(65,000円/月)です。

国民年金保険料の保険料納付期間が40年に満たない人は、保険料納付期間に応じて老齢基礎年金の受給額が減るようになってます。

老齢基礎年金の受給額を決める計算式は以下のようになっています。

780,100円×(保険料済月数+各免除月数)/480(月)

※各免除月数は以下のように計算します。
・全額免除月数×4/8
4分の1納付月数×5/8
・半額納付月数×6/8
4分の3納付月数×7/8

この免除月数の免除とは、国民年金保険料の納付が難しい方への国民年金保険料の免除制度を利用した方に適用されます。

この免除制度は、家族構成とその所得によって、免除が受けられるか、受けられるとしたらその範囲が決まります。

老齢厚生年金

老齢厚生年金

厚生年金保険に加入している人は、同時に国民年金にも加入していることになりますので、65歳から国民年金部分の「老齢基礎年金と、厚生年金部分の老齢厚生年金が受給できます。

受給資格要件

  1. 老齢基礎年金の受給資格を満たしている
  2. 厚生年金の被保険者期間が1カ月以上ある
  3. 65歳に達している

受給金額

老齢厚生年金の受給額の計算は複雑で、以下の式で受給額が決まります。

老齢厚生年金受給額 = 報酬比例年金額 + 経過的加算 + 加給年金額

報酬比例年金額
給与やボーナスに連動した給与平均と加入期間を掛け合わせたものを指しており、厚生年金受給額を算出する上で主たる部分の金額

経過的加算
20歳未満や60歳以上の間に厚生年金加入している場合、その分を加算する金額

加給年金額
厚生年金の加入期間が20年以上あり、被保険者が65歳になった時に、配偶者が65歳未満であるか18歳以下の子供がいる場合に支給される金額

厚生年金受給額の早見表

次回は、「障害基礎年金・障害厚生年金」の受給資格要件、受給金額についてみていきます。

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