経済と金融




この記事は約 4分51秒で読み終わります

経済と金融

まず、そもそも経済金融とはどのようなものか見ていきましょう。

スポンサーリンク

経済・金融

経済・金融

経済

出典:講談社

経済とは、社会が生産活動を調整する仕組み、又はその生産活動を指します。
生活に必要なモノ・サービス需要供給の上に成り立っており、それらの消費のために生産が必要となります。
社会が生育し近代化する過程において、自給自足から生活に必要なモノ・サービスを交換し合うシステムが構築されたことでさらに豊かになりました。

※上記にある、「モノ・サービスを交換し合うシステム」とは、現在の金融における貨幣の事です。

要は、モノ・サービスを生産・提供し、それらのモノ・サービスを消費・授受する事です。

あなたが、

  • 会社で事務作業をする事 => サービスの提供
  • 工場のラインで車生産の一工程に携わる事 => モノの生産
  • 税理士に決算書を作成してもらう事 => サービスの授受
  • コンビニでおにぎりを買う事 => モノの消費

これら全部が、経済活動の一環です。

金融

金融とは、一般に、資金余剰者から資金不足者へ資金を融通することを指します。
様々な経済主体が活動を行う際、常に資金が不足する者資金が余剰する者とが生じます。金融は、その両者を結び、資金が必要とされるところへ配分させる機能をもち、これにより両者には金銭上の債権債務関係が生じます。

金融活動は、資金の

  • 調達
  • 配分
  • 投資・融資

の3区分として捉えられています。

掻い摘んで言うと、余っている貨幣を利用したい人・企業から貨幣を利用して生活を豊かにしたり、事業を大きくたり、資金繰りに困っている人・企業に貨幣を回していく事です。

東証一部に上場している大企業を例に考えてみましょう。

  • 調達」・・・銀行からの借入による資金調達、増資による資金調達、得意先への売上による資金調達(売上金)
  • 配分」・・・従業員への給料支払い、仕入先への原材料費の支払い
  • 投資・融資」・・・設備機械の購入、企業の買収

銀行だと

  • 調達」・・・個人・法人からの預金
  • 配分」・・・従業員への給料支払い等々
  • 投資・融資」・・・企業への投資・融資

貨幣という客観的価値を使う事で、経済活動を円滑に進めているわけです。

経済・金融の関係

経済・金融の関係

自給自足

例えば、ある土地にAさんがいるとします。

    このAさん

  • 元々、土地を所有
  • 作物の種苗の開発
  • 米・野菜の作り方
  • 布を裁縫できる器用さ
  • 建築士並の設計
  • 家の建築の仕方

これらの能力を持っているとします。
このAさん経済活動をしていますが、衣・食・住に関して、全て自給自足で出来るため、金融のシステムが必要がありません。

更に、貨幣という存在もこの生活には必要ありません。
(土地を所有しているので、固定資産税を市町村に払う必要があるので貨幣が必要というのは除かせてもらいます)。

自給自足だけで個人の幸福度・経済成長が十分に出来るのであれば、金融というシステムは必要ありません。

しかし社会が生育するにつれて、

  • による、自分が持っているモノ・サービス以外モノ・サービスの消費・授受
  • 社会をより良く便利にしたいと思っている人たちは、新しいモノ・サービスの開発
  • 時間節約・生産効率をあげる

    ※時間節約・生産効率をあげるというのは、例えば、土地を所有し家が欲しいと思っているAさんがいるとします。
    Aさんが建築士の勉強をして、一軒家の設計が出来るようになり、家の基礎作り、左官屋、大工、配管作業、電気の配線工事等々の作業を経験し、プロ並みの技術で一人で建築出来るのであれば、わざわざハウスメーカーに発注するする必要がありません。
    問題はAさんがその建築に当たって、手間暇をかけてその時間を作るかという事です。
    普通の人は、そのような知識も経験も時間もないため、貨幣という手段を使って時間を買っているのです。

等々により、現在僕らは貨幣の利用という金融システムを使わざるを得ない環境にいます。

モノ・サービスの取得

そもそも、モノ・サービスを取得するためは、絶対に貨幣という手段を通さないと手に入らないのでしょうか。

自分が持っているモノ・サービス以外モノ・サービスを取得するためには色々な方法があると思います。

  • 人から信頼される・・・
    例1)都会に住んでる方は、イメージしづらいかも知れませんが、田舎の農家はご近所で、収穫し過ぎた農作物をご近所さんに無償でお裾分けしたりしています。 => モノの取得
    例2)師弟関係のある、信頼できる弟子に師匠が自分の住むところの一角を無償で提供する => サービスの取得
  • 欲しいモノ・サービスを生産・提供できる能力を身に付ける・・・
    例1)大根が大好きで、毎回小売店で買っている人が、農業のノウハウを取得し自給出来るようになる。 => モノの取得
    例2)水道の配管トラブルが起きる度に、業者を呼んでいたが、水周りの修理の技術・知識を習得する => サービスの取得
  • モノ・サービスの現在の交換システム(金融)を使う・・・
    例1)大根を小売店で貨幣を使って手に入れる => モノの取得
    例2)車が故障した為、ディーラーに貨幣を使って修理してもらう。 => サービスの取得

人から信頼される、欲しいモノ・サービスを生産・提供できる能力を身に付けるというのは、
時間を要することが多いです。

  • モノ・サービスを生産・供給出来る人との信頼関係が無くても、
  • モノ・サービスを生産・提供できる能力を持ち合わせなくても、

貨幣という金融システムの手段を使う事で、時間を掛けることなくスムーズにモノ・サービスの交換が出来るようになるのです。

貨幣の歴史・起源についてはこちらの記事をご覧ください。

【お金の歴史】貨幣の歴史に迫る
【お金の歴史】貨幣の歴史に迫る お金【貨幣】は、モノ・サービスを購入する際のの決済手段として使われます。 お金は、経済用語で【貨幣】と呼びます。 【貨幣】とは、一般的受領可能性をもった債務決済の手段。最も流動的な資産であり...
【お金の歴史】貨幣に必要な機能を探る
【お金の歴史】貨幣に必要な機能を探る 前回、貨幣の起源と言われていた物々交換について見てきました。 今回は、貨幣史に残る 物品貨幣 金属貨幣 紙幣 それぞれの貨幣について、経済学上の貨幣の機能を備え...

コメント

  1. […] 経済と金融経済と金融 まず、そもそも経済・金融とはどのようなものなの… […]

  2. […] 経済と金融経済と金融 まず、そもそも経済・金融とはどのようなものなの… Finance ATMクレジットカードケインズジョン・ロックデビットカードフェフリードマンヤップ島仮想通貨銀行強盗 シェアする Twitter Facebook0 はてブ0 Pocket0 LINE adminをフォローする admin Green Apple Archive […]

  3. […] 経済と金融経済と金融 まず、そもそも経済・金融とはどのようなものか見… […]

  4. […] 経済と金融経済と金融 まず、そもそも経済・金融とはどのようなものか見… […]