シッキムでの試合後




この記事は約 4分44秒で読み終わります

シッキムでの試合後

シッキムでの試合の後半はチームメイトにではなく、警察官に挟まれて見ることになります。

正直、試合の事より試合後に何が起きるのかが気になって、あまり試合は観れなかった記憶があります。

試合結果は00で終わりました。

スポンサーリンク

試合終了後

試合終了後

試合終了後、

  • シッキムサッカー協会の人たち
  • 警察官
  • ウチのチームのオーナー
  • ウチのチームのマネージャー

が僕の周りを囲むように円になって話しが始まりました。

シッキム協会
シッキム協会

米澤は出さないって前日の夜に話しついたのに、なんで試合に出した?

オーナー
オーナー

・・・・

米澤淳司
米澤淳司

・・・・

シッキム協会
シッキム協会

試合に出なかったら、別に警察も呼ぶ必要無いのに。

オーナー
オーナー

・・・・

米澤淳司
米澤淳司

・・・・

シッキム協会
シッキム協会

平気で嘘つくし、そのまま帰られると困るから警察呼んだんだよ。

オーナー
オーナー

・・・・

どうやら、僕が観光ビザでサッカーで不法就労したという事実より、ウチのチームがシッキム協会との約束を反故にした事に怒っており、シッキム協会の人の中に警察上部と仲が良い人がいて、大袈裟に警察官2人を要請したとの事でした。

若干ホッとしたのも束の間、次の瞬間、

ウチのチームのオーナーが、シッキム協会の人達と警官を侮辱し始めました。

1人の警察官がその言葉にキレて、オーナーを取り押さえようとすると、オーナーが警察官を取り押さえられる前に突き飛ばしました。

これを見ていたシッキムの観客の人も乱入して、一気に暴騰化しました。

警察官は応援を要請。

シッキム協会の人達は、オーナーに前科あるのを知っており、それを持ち出して口喧嘩が始まりました。

オーナーの前科についてはこちらの記事

ハーフタイムの悲劇
ハーフタイムの悲劇 シッキム州のサッカー協会の人達からクラブ側に、僕の観光ビザでの試合出場は認めないと伝えられました。 試合当日の朝 試合当日の朝、再度オーナーが僕の部屋を訪れます。 オーナー ...

10分位、口喧嘩が続いている中、応援の警察官が到着し、オーナーを取り押さえ警察車両に乗せられ、警察署に連行されました。

事の発端は、僕なので、僕もマネージャーと一緒に警察車両に乗り、警察に向かう事になります。

警察署にて

警察署にて

警察署で取り調べ中に警察官に言われたのが、

警察官
警察官

元々、シッキム協会の人達はオーナーに俺を試合に使った理由を聞いて終わりにするはずだった

警察官
警察官

でも、お前のオーナーが暴れてシッキムの人達を侮辱したからこんな事になってる。

警察官
警察官

オーナーだけ警察官を侮辱した罪で逮捕したいけど、それは難しいから、お前の観光ビザの事を利用して、オーナーを起訴する

自分で蒔いた種なので、自分もある程度の罰があって当然だなと思いつつも、試合当日の朝、「試合に出れるようにシッキム協会の人達を説得してきたぞ。」と平気で嘘をつけるオーナーにイライラしていました。

犯罪

この時、別に逮捕されただけで、

  • まだ検察から起訴されてもいないですし
  • 裁判官からの有罪判決も受けていません

要は、この段階では推定無罪なわけです。

何人も有罪と宣告されるまでは無罪と推定される」という、近代法の基本原則。
「検察官が被告人の有罪を証明しない限り、被告人に無罪判決が下される(=被告人は自らの無実を証明する責任を負担しない)」ということを意味する(刑事訴訟法336条等々)

被告人・被告・原告の違いについての記事はこちら

インドの裁判所に出廷
インドの裁判所に出廷 20代半ば位から生活の拠点が海外の発展途上国に変わり、それぞれの国の文化・人々の影響を多大に受けたせいか、性格が物凄く良い意味でも悪い意味でも楽観的になりました。 多少のピンチなら、「まぁ、なんとかなるっしょ」...

日本だと、逮捕されると大手マスメディアが、

  • 既に有罪が確定したかのように扱い
  • 「容疑者」と氏名の後に付けて呼びます

ですので、逮捕 = 犯罪人 扱いされる傾向が日本では強いです。

確かに、日本の刑事裁判は99%以上の確率で有罪判決が出るので、検察官が起訴した段階で有罪判決の可能性は高いです。

しかし、検察官が起訴するかしないかもわからない状況である「逮捕」されただけで「有罪判決」を受けたの如く扱うのは、本人に冤罪の可能性もあるので、とても危険だと思います。

罪状

以前、お話したように、僕が起訴される予定の罪状は、日本の法律でいうところの、「不法就労

不法就労・不法滞在・不法入国の違いについての記事はこちら

では、オーナーの罪状は何になるのか。

警察署でシッキムの警察官が言ってた

警察官
警察官

オーナーだけ警察官を侮辱した罪で逮捕したいけど・・・

侮辱罪・・・事実を摘示しないで、公然と人を侮辱することを内容とする犯罪である(刑法231条)

警察官
警察官

オーナーだけ警察官を侮辱した罪で逮捕したいけど、それは難しいから、お前の観光ビザの事を利用して、オーナーを起訴する

不法就労助長罪・・・事業活動に関し、外国人に不法就労活動をさせたり、あるいは、業として外国人に不法就労活動をさせる行為に関しあっせんした等。
外国人の不法就労活動を助長した者は、入管法第73条の21項の罪により、3年以下の懲役又は300万円以下の罰金に処せられます。

上記は日本の法律・罪状の内容ですが、処罰の内容がインドの法律とは違うとしても、内容的に大差があるわけではありません。

インドの法体系についてはコチラの記事

海外における不法就労までの流れ
海外における不法就労までの流れ 前回記事では、2年目以降、インドで雇用ビザを取得するためには納税証明書が必要という事を書きました。 不法就労 不法就労の罪状で法廷に立つまでの経緯の続きを書いていきます。 ...

インド北東部の知り合いの弁護士に上記2つの罪についての実情を聞いたところ、このような小さい案件は、お金の力で無かった事になるのが大概だそうです。(他の地方はどのような対応なのか知りませんが)

コメント

  1. […] シッキムでの試合後シッキムでの試合後 シッキムでの試合の後半はチーム… […]